2005年1月6日

【Indig】 アンダマン諸島の続報

目に付いた記事を2本

●ロイター(2005.1.6)「Indian Tribe May Struggle to Survive After Tsunami」
http://www.planetark.com/avantgo/dailynewsstory.cfm?newsid=28817

先住民族(漁撈採集民)に直接の犠牲者はあまり出なかったようだが、津波でマングローブ林と入り江の生態系が掻き乱されたため、彼らの食料採集がしばらく難航する恐れがあり、そうなると、人口の少ない集団(オンゲ、ションペンなど)はかなり危機的状況に陥る恐れがある、との見通しが語られている。

●日刊ベリタ(2005.1.4)「孤絶して生きるアンダマン諸島の先住民 大きな被害は免れる? 」
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200501041834192

こちらの記事では、逆に、町の生活に同化していない自然のなかで暮らす集団は、森から食料調達できるが、むしろ同化して都市での食糧供給に依存してしまっている人々のほうが危機は大きいだろう、とのサバイバル・インターナショナルの見解を伝えている。