2005年2月22日

【Env/Paz】 兵役拒否と自然エネルギー

 ドイツでは、いわゆる「良心的兵役拒否」が制度化されていて、兵役につくかわりに公共奉仕活動に一定期間従事することが認められている。「兵役代替奉仕」(Ersatzservice des militärischen Services)というそうだ。

 従来は、介護などの福祉活動と、河川保護や景観保全などの環境保護・自然保護の分野が認められてきた。このほど、ドイツ連邦環境省は、再生可能エネルギー(日本で言うところの「自然エネルギー」)の分野での活動(たとえば、バイオマス施設ではたらくとか、風力発電の研究の手伝いをするとか)も、この「兵役代替奉仕」として認めるように、連邦兵役代替奉仕省(...というのがあるんですね!)に要請したそうだ。

── 『地球号の危機ニュースレター』295号(2005年1月)、p.10.
(発行:大竹財団 http://www.ohdake-foundation.org)

元ネタは、↓こちらだね。
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=8767&oversea=1

さらなる元ネタは↓こちら(ドイツ連邦環境省の記者発表)
http://www.bmu.de/pressearchiv/15_legislaturperiode/pm/6548.php